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婚活情報サービスの市場規模は?

結婚相談所や婚活サービスといっても、その内容は一言では言い表せません。昔ながらの仲人形式からオンライン完結に近いものまで、非常にバラエティ豊かです。
結婚相談所や婚活サービスはもともと相性があり、万人向けというものは存在しません

しかし、人気のサービス、時流に乗ったサービスは利用者が増え、出会いのチャンスそのものが増えるのも事実。人が集まっているサービスを使ってみるのも、婚活成功のための大切な活動の一つなのです。今回は「婚活サービスのトレンド」について迫っていきましょう!

まず気になるのが「婚活情報サービスの市場規模」ですよね。
矢野経済研究所の「ブライダル産業年鑑2019」によると、2018年度の婚活市場の市場規模は500億円程度。事業者数は4,000程度とされています。
ただ、事業所が4,000近くあるといっても、その7割近くが個人事業主。また、大手5社の売上高が全体の54%を占めており、大手がけん引している傾向が強いと言えるでしょう。

大手が過半数のシェアを持つ婚活業界

どんな婚活サービスが伸びているの?

結婚相談所のサービスには昔ながらのお見合い形式の紹介スタイル、婚活パーティー、ネット上でのマッチングなど様々なタイプがあります。
この中でもっとも伸びているのがお相手をネット上のデータベースで探して活動する、オンライン婚活です。

ブライダル総研の「婚活実態調査2019」によると、ネット系婚活サービス(ここでは「結婚相談所系の中でも、ネット上にお相手候補のデータがあり、検索やアプローチができるもの」を指します)の利用経験者は2018年度の12.0%から2019年度16.5%と一気にジャンプアップ。
結婚相談所や婚活パーティー利用者の割合が微増なのに比べると圧倒的な差があります。

急成長を見せるネット系婚活サービス

また、結婚前提に限らない出会いの場であるマッチングアプリ系の市場も右肩上がりです。国内のオンライン恋活・婚活マッチングサービスは2019年時点で510億円市場となっており、2024年には1,000億円市場に成長するのではないかと予測されています。
出会いの第一歩としてオンラインサービスを利用することは、もはや珍しくない時代になったと言えるでしょう。

オンライン恋活・婚活サービスの市場予測グラフ
恋活・婚活マッチングサービス市場規模予測
https://lovetech-media.com/news/partner/20200127_03/

婚活がメジャーな出会いになる時代に突入!

また、見逃せないのが「結婚した人の中で婚活サービス利用者がどれだけいたのか」というデータ。
先ほども引用したブライダル総研の「婚活実態調査2019」によると、2018年に結婚した人のうち、実に32.3%の人に婚活サービスの利用経験があります。また、婚活サービス利用者のうち、婚活サービス経由で結婚した人の割合は39.4%。これもかなり高い数値です。

ほんの少し前までは婚活は最後の砦、駆け込み寺のように思われていましたが、今や結婚に繋がる出会いの定番として定着しつつあることがわかります。

婚活サービス利用者と結婚した割合の相関グラフ

婚活にも気軽さが大事

データで見ると、今や婚活にオンライン、インターネットは欠かせない要素なのが一目瞭然です。
一人が一台スマホを持つようになり、パソコンと変わらない作業がいつでも手元でできるようになった今、スキマ時間や何かをしながらチェックできる気軽な出会い方に人気が出るのは自然なことと言えるかもしれません。

また、「婚活」そのものへのハードルが下がってきていることも伺えます。昔ながらの知り合い経由での紹介が下火になり、通常の交友関係の外に出会いを求める傾向は今後も強まっていくことが予想できます。
ただ、オンラインはリアルに比べて嘘がつきやすいという特徴もあります。だからこそ、個人情報の保護やお相手候補の身元確認など、きちんと地に足をつけたサービスを提供してくれるかどうかはとても重要なのです。

特に、婚活は時間との勝負。遊び目的の相手に引っ掛かるわけにはいきません。その点を考えると、同じネットでの出会いでも、マッチングアプリより結婚相談所系のサービスの方が安心して利用できると言えるでしょう。

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